不登校とゲーム依存、そして勉強モード・入門への移行
- 山本 遼

- 11月1日
- 読了時間: 3分
こんばんは。こまらん塾代表の山本です。
今回は、不登校生のゲーム依存について、
私の実体験を踏まえてお伝えします。
不登校状況にある児童・生徒の多くは、
「何かに依存していることが多い」と言っても過言ではありません。
特に今の時代は、スマホやネットが主流になってきているだけに、
依存しやすい環境にあるのが事実です。
そのなかでも代表的なのが、ゲーム依存です。
私が中学生の頃は、プロ野球ゲームやサッカーゲームに依存し、
毎日のように昼夜逆転の生活を送っていました。
私の場合、複合的な理由で不登校状態にあったなか、
「現実逃避になりうるものが欲しい」という思いがあったのだと顧みています。
ゲームの種類にもよりますが、
私がよくやっていたものは際限のない内容だったので、
「どこまでも依存できてしまう(飽きが来ない)」というのが厄介なところでした。
一方で、私は思うのです。
「それだけ熱中できる能力は、勉強にも生かせるのではないか」と。
不登校状態にあって、自ら好んで積極的に勉強をする人は、多くないかもしれません。
でも「依存を熱中に変えれば、学力を高めることも不可能ではないだろう」と。
そして勉強もまた、際限がないから面白い。
私が不登校時代を振り返って思うのは、
「ゲームをやめる」という意識より
「勉強する時間を1日のどこかに追加する」という意識があればよかったな、ということです。
もっというなら、「ゲームをしながら勉強する」くらいの感覚で、
何かしらの学習をしておいてもよかったのではと思うのです。
例えば、1人で行なうゲームの場合なら、
「キクタン」の音声を流して、なんとなく英語に触れてみる。
覚えようという気持ちを無理に持つ必要はなく、
聞き流してみる、くらいの気持ちです。
1回や2回では覚えられなくても、数十回~数百回と流していくうちに、
「あれっ、なんか覚えてるな」ということになるでしょう。
それはまるで、ゲームのBGMをなんとなく覚えているかのように。
「勉強する」ということは「机に向かうこと」がすべてではないのです。
不登校状態で苦しい状態にあるとき、
その浮上のきっかけとして
「生活のどこかに、BGMのように学習を取り入れてみる」ということが、
学力再構築へのヒントになるかもしれない。
今回は、ゲーム依存と勉強モード・入門への移行、というお話でした。
不登校からの英語学習でお悩みの際は、こまらん塾・こまらん家庭教師へ。
それでは。



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