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不登校とゲーム依存、そして勉強モード・入門への移行

こんばんは。こまらん塾代表の山本です。

 

今回は、不登校生のゲーム依存について、

私の実体験を踏まえてお伝えします。

 

 

不登校状況にある児童・生徒の多くは、

「何かに依存していることが多い」と言っても過言ではありません。

特に今の時代は、スマホやネットが主流になってきているだけに、

依存しやすい環境にあるのが事実です。

 

 

 

そのなかでも代表的なのが、ゲーム依存です。

 

 

私が中学生の頃は、プロ野球ゲームやサッカーゲームに依存し、

毎日のように昼夜逆転の生活を送っていました。

 

私の場合、複合的な理由で不登校状態にあったなか、

現実逃避になりうるものが欲しい」という思いがあったのだと顧みています。

 

 

ゲームの種類にもよりますが、

私がよくやっていたものは際限のない内容だったので、

「どこまでも依存できてしまう(飽きが来ない)」というのが厄介なところでした。

 

 

 

 

一方で、私は思うのです。

「それだけ熱中できる能力は、勉強にも生かせるのではないか」と。

 

不登校状態にあって、自ら好んで積極的に勉強をする人は、多くないかもしれません。

でも「依存を熱中に変えれば、学力を高めることも不可能ではないだろう」と。

 

そして勉強もまた、際限がないから面白い。

 

 

私が不登校時代を振り返って思うのは、

「ゲームをやめる」という意識より

「勉強する時間を1日のどこかに追加する」という意識があればよかったな、ということです。

 

 

もっというなら、「ゲームをしながら勉強する」くらいの感覚で、

何かしらの学習をしておいてもよかったのではと思うのです。

 

 

例えば、1人で行なうゲームの場合なら、

キクタン」の音声を流して、なんとなく英語に触れてみる。

 

 

覚えようという気持ちを無理に持つ必要はなく、

聞き流してみる、くらいの気持ちです。

 

 

1回や2回では覚えられなくても、数十回~数百回と流していくうちに、

「あれっ、なんか覚えてるな」ということになるでしょう。

 

それはまるで、ゲームのBGMをなんとなく覚えているかのように。

 

 

 

「勉強する」ということは「机に向かうこと」がすべてではないのです。

 

不登校状態で苦しい状態にあるとき、

その浮上のきっかけとして

「生活のどこかに、BGMのように学習を取り入れてみる」ということが、

学力再構築へのヒントになるかもしれない。

 

 

今回は、ゲーム依存と勉強モード・入門への移行、というお話でした。

 

 

不登校からの英語学習でお悩みの際は、こまらん塾・こまらん家庭教師へ。

 

 

 

それでは。

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