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不登校とアサーション

こんにちは。こまらん塾の山本です。

 

 

みなさんは、「アサーション」という言葉を耳にしたことはありますか?

 

英語におけるアサーション(assertion)は「主張する・断言する」と強めの意味をもちますが、

心理学においては一方的に自己主張するのではなく、相手の意見も尊重しながら自己表現する考え方をします。

 

 

参考:心理オフィスKの記事より

 

 

平木典子先生の本にアサーショントレーニングについて具体的に書かれた本があって、

私も数年前に拝読したことを記憶しています。

 

アサーションは「自分の考えや欲求を素直かつ場に適した方法で表現する」だけではなく、

「相手の主張をきちんと受け取る姿勢」も重要、というところがポイントです。

 

 

なぜこの「アサーション」というワードを今回の記事のテーマにしたか。

 

 

それは、私自身、多くの不登校経験者に出会い、自らの不登校時代を顧みたとき、

「適切な自己主張」がうまくできていなかった場面を多く見てきているからです。

 

私の過去においての例を挙げるなら、

「どうして学校に行きたくないのか、足が向かないのか」

「どんなことが心の引っ掛かりとなっているのか」

「対話していくれている相手(家族や心理士さんなど)に、どんなふうに接してほしいか」

を、うまく言語化できなかった記憶があります。

 

 

そしてそれは、再入学した夜間定時制での独学での受験勉強後に、

少しずつ解消されていった問題でした。

 

 

ここでポイントとなるのは、「語彙力」です。

 

 

複雑な感情を抱いた時、それを他者に表現する適切な語彙表現を持ち合わせていないと、

たとえば極端に語気が強くなったり、暴力的になることでしか自己表現できない、

といったような悪い状況に陥ります。

 

あなたがもし学校生活で暴れてしまっている児童・生徒を目撃したことがある場合、

このようなことが思い当たるな、と気づくかもしれませんね。

 

 

もちろん学力(語彙力)が高いからといって、絶対的にそのような問題行動を起こさないわけではありません。

 

しかし誤解を恐れずに言うなら、

「勉強すること」は「自己表現の可能性を高めること」であり、

「的確な表現で、自分も他者も守ることができる」という効果があるといえます。

 

 

実際、受験勉強を終えて大学生になった私は、

それまでの私に比べて自身の心理状態を事細かに(自分のしっくりくる語彙を用いて)

他者に伝えられるようになりました。

 

それは時として、自分が窮地に立たされているとき、

その状況がどのくらい困難であるかを適切に伝えられるがゆえ、

周囲の人も「どんなサポートをすべきか」が明確で手を差し伸べやすいんですよね。

 

 

 

もしいま、不登校でお悩みのお子さんをお持ちの方が

「本人がどんな思いで、どんな苦しみを持っているのか、わかってあげたいけれど理解しきれない」

という状況にあった場合は、この「アサーション」をヒントに関係性を築けるといいのかもしれません。

 

 

 

こまらん塾では、単なる学力向上や成績アップだけでなく、

学習習慣をつけることで不登校生の社会への順応性を高めること、

英語学習を通して未来の選択肢を広げることをサポートします。

 

東京・練馬区周辺にお住まいの方は、対面型家庭教師の「こまらん家庭教師も」ご利用いただけますので、

ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

それでは。

 

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