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「今何時?」という英語表現を、「共通認識」で覚えよう!

こんにちは。こまらん塾の山本です。



今回は、会話でもよく使用するフレーズについて、

丸暗記ではなくその核となる意味から考えようというお話です。



英語で「今何時?」と聞きたいとき、あなたはどんなフレーズを思い浮かべますか?



もしかしたら、"What time is it?" が真っ先に浮かんだかもしれませんね。

もちろん、これは正解です。


でも実は、もうひとつよく使われる英語表現があります。

それが、"Do you have the time?" です。




"Do you have time?"と"Do you have the time?"、何が違うのか。


混同しやすいこの2つのフレーズ、似ているようで実は全く違う意味を持っています。



"Do you have time?"


これは、「時間ありますか?」「暇ですか?」という意味。


例えば、「金曜日にランチに行く時間ある?」と聞きたいときは、

"Do you have time for lunch on Friday?" のように使います。




"Do you have the time?"


これは、「今、何時ですか?」という意味。


街で急いでいるとき、道行く人に時間を尋ねるときなどに使います。


同じ "time" という単語を使っているのに、

"the" があるかないかで、意味が180度変わってしまうんです。




覚え方のコツは「共通認識」


なぜ "the" がつくだけで「今、何時?」という意味になるのでしょうか?



それは、"the" が持っている「共通認識」というニュアンスに秘密があります。



"the" は、話し手と聞き手が「あれだよね」と分かっている、

特定の何かを指すときに使います。


"Do you have the time?" の "the time" は、

話し手も聞き手も「今この瞬間の時間」のことだと理解しています。


つまり、

「私たちが共通で認識している、この瞬間の時間をあなたは持っていますか?」

というニュアンスになるのです。



この「共通認識」というキーワードで、

"the" の有無による意味の違いをすっきり理解できますね。


"Do you have time?" (特定の時間ではない)→ 「(いつか)時間ある?」

"Do you have the time?" (特定の時間を指している)→ 「(今この瞬間の)時間、何時?」




まとめ・・・"time" を使った質問は、"the" の有無がポイント!


"Do you have time?" → 「時間ありますか?」

"Do you have the time?" → 「今、何時ですか?」


この機会に、"the" の持つ「共通認識」というイメージを掴んで、もう迷わないようにしましょう!



こまらん塾・こまらん家庭教師では、

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それでは。

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