こんにちは。こまらん塾代表のやまもとです。
今回は、英語長文の参考書・問題集における
「語数」についてのお話です。
近年の大学入試の英語長文問題は、
大学のレベルにかかわらず「長くなっている」という傾向があります。
当然、語数が多い英文のほうが設問も多くなるので、
受験生にとっては「英文読解の持久力」をつける必要があると言えるでしょう。
ここでポイントなのは、
「語数の多さは、英文の難易度そのものと比例するわけではない」
ということです。
英語講師の中には、なぜか
「レベルの高い大学ほど長文の語数が多い」
と思っている人もいるようなのですが、
そんなことはありません。
例えば、1,000語レベルの長文は早慶上智レベルのみだと誤解している人もいますが、
MARCH・関関同立レベルでも出題された事例があります。
逆に、300語レベルの比較的短い英文で、早慶上智レベルのものもあったり。
これらのことから私がお伝えしたいのは、
「レベルではなく語数で区切った英語長文問題集はおすすめできない」
ということです。
日東駒専以下でも700語以上の長文が出ることもあるし、
早慶上智でも300語程度の長文が出ることもある。
大切なのは、英文の難易度であり、語数ではありません。
問題集・参考書選びに迷ったときは、
ぜひこまらん塾の無料相談もご利用いただき、
最適な英語学習に取り組んでいただければと思います。
それでは。
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