こんにちは。こまらん塾代表の山本です。
今回は、英語講師や経営者として、というより、
山本 遼という1人の人間として私が思っていることを、
ただただ書いていきたいと思います。
みなさんは、仕事や友人関係、家族関係など、
さまざまな場面や関係性で相手を気にかけるとき、
どんな声掛けをしますか?
「大丈夫?」
このひと言は、とても使いやすいフレーズで、相手への訊きやすさがありますよね。
でも、ほんとうにその人のことが心配で、
「大丈夫じゃなさそうな気がする…」という前提で言葉をかけるとき、
もしかすると「大丈夫?」というフレーズは
相手のほんとうの思いを引き出しにくいかもしれません。
例えて言うなら・・・
美容院にて、
「頭痒いとこないですか?」
「大丈夫です」
というやりとりのように。
「大丈夫じゃない」って、言いづらいんですよね。
なので私は、相手を気にかけるとき、
「最近きつそうだなーって思って見てるんだけど、どうよ?」
「大丈夫?…じゃなそうだなぁ、なんかあった?」
のように、できるだけオープンクエスチョンで尋ねるようにしています。
くだけた感じで訊くのは、相手との関係性によっては難しいこともありますが、
「ピンチなら、早めに教えてね」というこちら側の思いを、
できるだけわかりやすく伝えることも大切だな、と。
私がかつてとても親しくしていた高校時代の友人の1人は、
「どうした?大丈夫じゃないでしょ」
と、気持ちを汲んでくれる人でした。
正確に言うと、
「『気持ちを汲んでくれていることがちゃんとこちら側に伝わる』言葉の使い方ができる」
という感じです。
これは個人的に、なのかもしれませんが
「大丈夫?」よりも
「どうした?」のほうが、
「実はさ…」と話しやすい気がしていて。
また、私が新卒の大手学習塾での研修期間中に様々な思いを抱えていた時には、
「心配だなぁ…」
とひと言伝えてくれた同期がいました。
「大丈夫?」でも気にかけてもらえていることはわかるのですが、
「心配だなぁ…」はそれ以上に真っすぐで、
言葉に温度を感じたことを記憶しています。
教育業界で塾講師として生徒とコミュニケーションをとる方はもちろんのこと、
日頃の家族・友人・恋人関係や職場での人間関係など、
様々なところで活かせる考え方・伝え方だと思っています。
どんな声掛けが相手への「味方感」を伝えられるのか、
私はこれからも毎日勉強です。
いいなぁと思った言葉やコミュニケーションを見つけられたときは、
またこのブログで共有できればと思います。
それでは。
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