こんにちは。こまらん塾代表のやまもとです。
さて今回は、不登校関連の本に関するレビューを簡単にお伝えします。
その本のタイトルは、「不登校後を生きる」です。
不登校について記載のある本というのは、世の中に数多く存在すると思いますが、
不登校になった人がその後どんな道を歩み、どんな可能性を秘めているのかについてはなかなか言及されなかったりします。
そんななか、この本では著者のエピソードはもちろん、
様々な理由で不登校経験をした人の体験談やその人たちのその後の人生についても語られているのが非常に特徴的かつ印象的です。
この本の中で、私が特に印象的だと感じたところは2点。
1点は、資格試験の勉強が不登校経験者にとって挽回のチャンスとなりうる、と
言及されている点。
これは私自身も英検準1級を取得したことでそのような経験をしたため、
非常に共感できる点でした。
もう1点は、不登校後に経験する苦悩が、必ずしも不登校経験に起因するものではない、ということ。
例えば、仕事が長く続かなかったりしても、
それは現在の社会の風潮に起因するところもあるため、
必ずしも不登校経験が理由になっているとは限らないのです。
周囲の人たちは「あの時学校に行けなかったから、あの人は○○ができない」
なんて考えがちですが、
なんでもかんでも不登校経験のせいになるわけではないですよね。
こちらも、非常に共感できる点でした。
というわけで、簡単にではありますが、
「不登校後を生きる」についてのお話でした。
気になった方は、ぜひ書店で手に取ってみてはいかがでしょうか。
それでは。
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